遺産と遺言書

遺言書がない場合の遺産相続

亡くなられた方が遺言を残していない。
または、あるが、方式に不備などがあり、無効と判断された遺言書。
という場合には、「法定相続」と言って民法が相続人と相続分を定めていますので、これに従い遺産を分けます。

遺言書を見つけた場合には、開封せずに家庭裁判所に持ち込んで検認してもらいましょう。
これを怠ると、50000円以下の過料が科されます。

ですが、これは割合だけを決めているものなので、相続人全員で協議して遺産分割を行う必要があります。
協議がまとまらないという場合には、家庭裁判所で調停を行うことになります。

配偶者が亡くなった場合、あなたは、必ず法定相続人になれます。
それ以下の順位は、子供(胎児も含む)・父母・兄弟と続いていきます。
子供が2人いる場合、配偶者に50%、子供が25%ずつ父母がいる場合、配偶者が2/3、父母が1/3故人の兄弟がいる場合、配偶者3/4、兄弟1/4が法定相続分になります。

これらがすべていない。
という場合には、国庫に遺産が行きます。
同順位の法定相続人が複数の場合には均等にわけることになります。
協議で遺産分割を行う場合には、法定相続の割合にこだわる必要はありません。

相続人全員の同意があれば、「遺産分割協議書」を作成して、署名捺印を行います。
印鑑証明書を添付するのが、通例のようです。
これが出来ない場合には、法定相続として相続を行うことになります。

遺産相続を行う場合、骨肉争いになる。
という事も少なくありません。
残されたものが、少しでも負担が少なくなるように、遺言書を作成しておくのがおすすめです。

特に、公正証書遺言は、家庭裁判所で検認してもらう必要もなく、また、改ざん、隠ぺい、破棄などの心配もありませんので、これを行うことがおすすめです。
費用も5000円から比較的お安くつくることができますので、遺言を残してみませんか?
気持ちが変わったという場合には、自由に変更することが出来ます。

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